AI新興BFLが3億ドル調達、評価額33億ドルに

 人工知能(AI)新興の独ブラックフォレスト・ラブス(BFL)は1日、シリーズBの資金調達ラウンドで総額3億ドルを獲得したと発表した。調達資金を研究・開発の強化に充てる。

 BFLは1年半前に設立された企業。同社の画像生成AI「Flux」を用いると文章からリアルな画像を創り上げることができる。事業家イーロン・マスク氏が経営する人工知能会社X.AIはチャットボット「グロック」でFluxを利用している。ネットフリックス、サムスン、マイクロソフトもBFLの顧客だ。

 今回の資金調達ラウンドはBFLを32億5,000万ドルと評価して行われた。同社が投資家からこれまでに調達した資金の総額は4億5,000万ドルに上る。

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