ブルガリア中央銀行は3日、ブルガリア・アメリカン信用銀行(BACB)による徳洲会グループ傘下の徳田銀行(Tokuda Bank)の買収を承認したと発表した。BACBは徳田銀行の株式99.94%を取得する。買収額は非公表。同取引は昨年7月にブルガリア競争当局の承認を得ている。
徳田銀行は資産規模でブルガリア第17位。2023年12月末時点の資産額は4億8,500万レフ(2億4,800万ユーロ)、営業利益は750万レフ(380万ユーロ)だった。BACBは第13位で、資産額が27億9,000万レフ(14億2,700万ユーロ)、営業利益が5,490万レフ(2,800万ユーロ)。
徳洲会は16年、同国のソフィア徳田病院の株式100%をマレーシアの病院大手IHHヘルスケアに売却している。
