英航空・防衛大手GKNエアロスペースは11月21日、スウェーデン国防装備庁(FMV)から、次世代無人航空機(UAV)システムの技術実証プログラムを受注したと発表した。受注額は公表されていない。
GKNは同プログラムにおいて、ステルス性を備えた機体構造や、自律飛行制御システムの開発を担当する。また、同社がスウェーデンに持つ拠点において、機体の製造や地上試験も実施する予定。
スウェーデン政府は、将来的な空軍戦力の強化に向けて、有人機と連携して運用する無人機の導入を検討している。GKNは同国が進める「次世代戦闘航空システム(GCAS)」における重要なパートナーとして、技術開発を主導する。
