横浜ゴム は3月23日、ロシアのリペツク特別経済区に建設する新工場の起工式を行った。48億ルーブルを投じて、24ヘクタールの敷地に4万3,000平方メートルの乗用車タイヤ工場を建設する。生産能力は当初、年140万本で2011年中に操業を開始する予定。同工場は横浜ゴムと伊藤忠商事が共同で設立したタイヤ生産販売会社ヨコハマR.P.Zが運営する。ヨコハマR.P.Zは2008年12月の設立で、出資比率は横浜ゴムが80%、伊藤忠商事が20%となっている。両社は2005年にモスクワ州にタイヤ販売会社ヨコハマロシアを設立し、販売を拡大してきた。
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