VW

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW) のミヒャエル・マハト生産担当取締役はこのほど、独業界紙『オートモビルボッヘ』とのインタビューの中で、経営統合で合意している高級スポーツカーメーカー、ポルシェの5番目のシリーズとなる小型SUV「Cajun(ケイジャン)」はポルシェのライプチヒ工場で生産する可能性が高いとの見通しを明らかにした。近く最終決定するという。ケイジャンはVW傘下の高級車メーカー、アウディの「Q5」と主要部品を共有するものの、VWグループの国内工場は生産能力に余裕がないと説明。一方、ポルシェのライプチヒ工場は用地的にも拡張の余裕があるという。同取締役はこのほか、将来、中国で生産したモデルを欧州に輸出する可能性について、「中国では増産体制を整備しているが、中国国内の需要が増えているため、当面は輸出に回す余裕はない」と述べ、差し当たり中国から輸出する予定はない、とした。

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