独自動車大手のダイムラー は高級車ブランド、メルセデス・ベンツの車載インフォテイメントシステムで、スイッチやボタンによる操作を減らし、言葉やジェスチャーによる操作を増やしていく方針だ。指で書いた数字や文字をセンサーが認識したり、車内ランプの前で手を振るようなジェスチャーをするだけで照明が消えるなどの機能を検討している。19日付の独業界紙『オートモビルボッヘ』(電子版)が報じた。同紙によると、ダイムラーの製品開発事業を統括するBharat balasubramanian氏は今後の見通しについて、「将来、スイッチやボタンが全く無くなる可能性もある」と指摘する一方、そのようなシステムが実現するのは早くても2020年以降の2世代先の「Sクラス」になるとの見方も示した。
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