独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェン は、9月に開催されるフランクフルト国際モーターショー(IAA)に横置きエンジン・前輪駆動の乗用車向けに開発した9速自動変速機(AT)を出展する。2種類のバージョンがあり、280~480Nmのトルクに対応する。現行の6速ATに比べ、燃費を最大16%低減できるという。同社の9速ATは、ハイブリッド車や四輪駆動車などさまざまなタイプのモデルに対応できる設計が特徴。また、四輪駆動では、状況に応じて後輪駆動をオフにする「AWD Disconnect」システムを採用することで、常に四輪駆動で走行する場合に比べ、燃費を5%改善することができる。
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