ドイツ連邦経済技術省(BMWi)が主導するプロジェクト「Secure eMobility(Sec-Mobil)」では、研究機関や産業界が協力し、Car to Xコミュニケーションにおけるセキュリティーシステムを開発している。自動車と充電ステーション、さらに次世代送電網(スマートグリッド)との連携が今後進むと、ITシステムが攻撃を受ける危険性は高まり、被害も甚大になる可能性がある。このため、同プロジェクトでは、当該分野における包括的なセキュリティーシステムを開発し、コスト負担が小さくかつ長期的に投入できるシステムの構築を目指している。同プロジェクトには、ボーフム大学(RUB)、セキュリティーシステム会社のEscryptのほか、ダイムラーやエルモスなどが参加している。
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