独自動車大手BMW の労使は26日、年内にドイツで新たに3,000人を採用する人事計画で合意した。主に派遣社員を正規採用に採用する方針という。また、生産が不安定な時期には休憩時間やシフトの時間を柔軟に調整することでも合意したという。26日付けの独経済紙『ハンデルスブラット』などが消息筋の情報として報じた。メディア報道によると、BMWは競合他社に比べ派遣社員の割合が高く、労組側が経営陣に改善を求めていた。労働組合の見積もりによると、国内の従業員約7万人のうち約1万1,000人が派遣社員であるという。ライプチヒ工場では従業員の約3分の1が派遣社員と見られている。
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