独ATU、苦境続く

独自動車修理サービス大手アオト・タイレ・ウンガー(ATU)の業績が低迷している。12/13年度上半期(2012年7-12月期)は赤字が大きく拡大した。下半期についても前年ほど寒さが厳しくないため冬用タイヤの販売が落ち込むなど業績好転の兆しは見えない。独業界紙『アウトモビールボッヘ』が18日報じた。成長を達成した唯一の事業分野は法人向け(B2B)サービスで、上半期の売上高は18%増の1億1,200万ユーロに拡大した。一方、消費者向けサービスは前年同期を6.8%下回った。暖冬の影響で冬用タイヤ関連サービスの売上高が7.3%減となったことが足を引っ張った。また、修理・アクセサリー販売分野も9.2%の減収となった。

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