Daimler

欧州連合(EU)の欧州委員会のアントニオ・タヤーニ委員(産業・企業担当)はカーエアコン用の冷媒に関する規制順守について、ダイムラー に対し厳しい姿勢を堅持している。同委員は独日刊紙『南ドイツ新聞』に対し、「法は万人に平等である」と述べ、EU域内で使用が認められていない従来の冷媒を採用した車両が新車登録されたことが分かれば、その国に対して違反手続きをとらなければならない、と語った。ダイムラーは独自に実施した安全性能試験の結果、新冷媒「R1234yf」は発火する恐れがあるとし、採用を見合わせる立場を表明した。しかし、欧州委はダイムラーが従来の冷媒を使用することに対し、例外規定は認めないとの立場をとっている。

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