Renault

英『オートカー』誌(21日付、電子版)によると、仏自動車大手ルノー のカルロス・タバレス最高執行責任者(COO)はこのほど、2013年通期の同社の電気自動車(EV)の販売が3万6,000台に倍増するとの見通しを示した。同社が「フルエンス」と「カングー」のEV2モデルを市場投入した2011年10月から、2012年末までの販売台数は約1万8,000台だった。同COOによると、欧州の自動車市場でルノーとダチアのシェアは計9%にとどまる一方、ゼロエミッション車では51%のシェアを確保しているという。また、プラグインハイブリッド車では内燃エンジンと電気駆動システムの両方を搭載しコスト負担が大きくなることから、高価格のハイエンドモデルやSUVで採用が広がる一方、通勤用の小型車では価格競争力の高い純粋な電気自動車が求められる、との見解を示した。

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