独自動車部品大手のフォルクスワーゲン(VW) は、東南アジア諸国における生産事業に関心を高めているもようだ。独経済紙『ハンデルスブラット』によると、インドネシアのヒダヤット産業相は、VWが年内にも同国に工場を建設する計画を発表すると明らかにしているという。また、VWの事業所委員会(従業員の代表機関)のベルント・オスターロー委員長は同紙に対し「2018年に世界最大手の自動車メーカーになるためには、東南アジアも含め、世界のあらゆる地域で事業を展開する必要がある」と語り、インドネシアだけでなく、他の東南アジアの国でも現地生産する可能性を示唆している。
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