Daimler

独自動車大手ダイムラー のメルセデス・ベンツ部門と同子会社のスマートは7月3~5日にオーストリアのアルプスで開催されるオートレース「ジルブレッタ」の電気自動車部門に、無公害車(ゼロ・エミッション車)6台を参戦させる。「ジルブレッタ」レースはアルプスのモンタフォン山岳地帯を3日間で362km走破する名門ラリーで、連続登坂距離が2000m以上や坂道の勾配率が15%以上に達する場所も多いことでも知られている。メルセデスはBクラスの電気自動車「エレクトリック・ドライブ」とBクラスの燃料電池車「F-CELL」、SLS AMGの電気自動車「クーペエレクトリック・ドライブ」の3台、スマートは「フォーツーEDモデル」3台を投入する。このうち、「エレクトリック・ドライブ」と「F-CELL」はそれぞれ2015年、2017年に発売が予定されている。メルセデスは今回のイベントをゼロ・エミッション車の性能をアピールする絶好の機会と捉えている。

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