ドイツのルール・ボーフム大学(RUB)のホルスト・ゲルツITセキュリティー研究所を中心とする共同プロジェクトチーム「Sec2」が、クラウドコンピューティングに対応するデータ暗号化技術の研究を進めている。データを送信中に暗号化するのではなく、ユーザーがデータを送信する前に、スマートフォンやノートパソコンなどの端末で暗号化することで、クラウドに保存されるデータの安全性が高まるという。同プロジェクトには、ドルトムント工科大学やセキュリティソフトウエア会社のutimaco Safewareなどが参加。連邦教育研究省が総額130万ユーロを支援している。
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