VW

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW) で軽量化に関する作業グループを統括するユルゲンヴェルナー・ベッケ氏はこのほど開催された軽量化に関する業界会議で、高級車「フェートン」の新モデルでは炭素繊維複合材料(CFRP)を採用する可能性があるが、「ゴルフ」のような量産モデルではコストの問題から鋼鉄を使った軽量化が中心になると説明した。7代目「ゴルフ」では、高強度鋼材の採用により鋼板を薄くするとともに、場所に応じて厚みを変えており、鋼板の厚さは現行モデルの18から23種類に増えている。将来は、アルミニウムと鋼鉄、樹脂と金属を組み合わせたハイブリッド部材や、マグネシウムやアルミニウムなどの軽量素材の導入を視野に入れているという。15日付けの独業界誌『オートモービルインダストリー』(電子版)が報じた。

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