独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)グループ の電気駆動システム事業を統括するルドルフ・クレプス氏は3月4日、独業界誌『auto motor und sport』に対し、2013年からの電気自動車市場投入に向けた戦略を現在検討していると述べ、その中でバッテリーをリースするコンセプトについても検討していることを明らかにした。バッテリーを電気自動車本体とは別に月額負担でリースする方法はルノーがすでに実施している。クレプス氏はこのほか、VWから電動自転車や電動バイクを発売する計画はなく、自動車に専念する方針であると説明した。VWは2013年に「アップ(Up)」と「ゴルフ」の電気自動車を市場投入する予定。2014年からプラグインハイブリッド車も販売する方針を示している。
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