ドイツ貿易・投資振興機関(gtai)がまとめたオランダの自動車統計によると、同国における2011年の乗用車販売は前年比15.1%増の55万5,920台となり、大幅に増加した。市場シェアを競い値引きなどのキャンペーンが頻繁に行われたことが背景にあるという。
\同国の業界団体であるRAIやROVAGは2012年の乗用車販売について、前年比9.1%減の50万台を予想している。経済の先行き不透明感などがマイナスに影響すると見ている。
\ \モデル別の乗用車販売は、VW「ポロ」が2万4,840台で首位。以下、ルノー「トゥインゴ」(2万1,439台)、プジョー「107」(2万897台)、トヨタ「アイゴ」(1万5,168台)、フォルクスワーゲン(VW)「ゴルフ」(ゴルフ・プラスも含む、1万5,016台)が上位を占めた。
\gtaiによると、オランダでは小型車の需要が高く、2011年は最も小さいカテゴリーであるAクラスおよびBクラスが全体の52.4%を占めたという。
\ \昨年は軽商用車も18.2%増の5万8,654台、トラックも30.7%増の1万3,291台と好調だった。
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