仏自動車大手のPSAプジョー・シトロエン はスロバキアのトルナバ工場で第4四半期(10-12月)に生産を3週間停止する。欧州市場の新車需要が落ち込んでいるため。同工場では今年すでに12日間、生産を停止したことがある。9月28日付けのロイター通信などが報じた。トルナバ工場ではプジョー「207」とシトロエン「C3ピカソ」を生産している。生産能力は年30万台で、2011年は17万7,000台を生産した。主にフランス、ドイツ、イタリア、スペインに出荷しているという。欧州自動車工業会(ACEA)によると、欧州連合(EU)における乗用車新車登録台数は11カ月連続で前年実績を下回っている。
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