独自動車部品大手のブローゼは23日、中国・北京に建設していた新工場を正式に稼働させた。ジャスト・イン・シークエンス（JIS）方式で現地や国際自動車大手に部品を供給する。新工場は同社にとって中国で7番目の工場で、JIS方式で部品を納入する工場としては上海に続き2番目となる。
\新工場は北京市南部の大興区にあり、工場面積は1万4,000平方メートル。23日の正式稼働に先立ち、今年春からダイムラーとBAICの合弁会社・北京ベンツ・オートモーティブ（BBAC）にメルセデスC・EクラスとGLKモデル向けにドアシステム部品の供給を開始していた。
\同工場では、注文を受けてからおよそ300分以内に組み立て・検品・輸送して顧客企業のラインまで届ける。今のところドアシステム向けの部品のみを生産しているが、年内にもウィンドーワインダーの生産を開始することになっている。
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