仏PSAプジョーシトロエンは10月24日、2012年第3四半期(7~9月)のグループ売上高が129億3,000万ユーロとなり、前年同期から3.9%減少したと発表した。
\部門別の売上高は、中核の自動車部門が欧州市場の不振が響き、前年同期比8.5%減の85億2,300万ユーロに後退。部品子会社のフォルシアは7.9%増の40億8,500万ユーロ、物流部門のジェフコは横ばいの8億5,200万ユーロ、消費者金融部門のバンクPSAファイナンスは4.5%増の4億7,100万ユーロだった。
\第3四半期の世界販売台数は前年同期比6.3%減の62万5,267台だった。中国やロシアでは伸びたものの、欧州での販売不振が足を引っ張った。PSAは12年の主要市場の新車販売について、欧州が前年比9%減となる一方で、中国は7%、ラテンアメリカは5%、ロシアは11%それぞれ増加するとの見通しを示している。
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