印タタ・モーターズ傘下の英高級車メーカー、ジャガー・ランドローバー(JLR)と中国の奇瑞汽車は18日、中国合弁工場の建設に着手したと発表した。両社は3月に合弁会社「奇瑞ジャガー・ランドローバー」の設立で合意、中国政府から先ごろ認可を得ていた。
\合弁工場は中国東部の江蘇省常熟市に建設する。完成は2014年を予定しており、JLRブランドに加え、合弁ブランドの乗用車の生産を手がける。JLRと奇瑞はこの組立工場のほか、研究開発センターやエンジン工場の建設に総額109億元を投資する計画だ。
\JLRのスぺス最高経営責任者(CEO)は新工場の着工式後の記者会見で、「中国は今やわれわれの最大市場だ」と述べた上で、中国経済の高成長が今後も続くとの認識を示した。同社は中国で急速に販売を伸ばしており、今年1~10月は前年同期比80%増を記録した。ジャガー「XJ」と「XF」、レンジローバー「イヴォーク」が好調だという。
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