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2012/11/30

企業情報 - 部品メーカー

ミシュラン、フォード「フィエスタ」に低燃費タイヤ供給

この記事の要約

仏タイヤ大手のミシュランはフォード「フィエスタ」の低燃費仕様車「フィエスタ・エコネティック」に低燃費タイヤ「エナジーセーバー+」を新車用一次タイヤとして供給する。21日付けの独業界紙『オートモビルボッヘ』(電子版)が報じ […]

仏タイヤ大手のミシュランはフォード「フィエスタ」の低燃費仕様車「フィエスタ・エコネティック」に低燃費タイヤ「エナジーセーバー+」を新車用一次タイヤとして供給する。21日付けの独業界紙『オートモビルボッヘ』(電子版)が報じた。

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同紙によると、同モデルの出力は96PSで、走行100キロメートル当たりのディーゼル燃料の燃費は3.3リットル、走行1キロメートル当たりの二酸化炭素排出量(CO2)は87グラム。フォードが欧州市場で販売する乗用車では最も燃費が良いという。

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ミシュランはタイヤシリーズ「エナジーセーバー+」を今年8月に市場投入した。コンパクトカーや中型車、ファミリー用のバンを主なターゲットとして開発した製品で、転がり抵抗が極めて小さいことが特徴であるという。「フィエスタ・エコネティック」への供給に向けてはフォードと1年半かけて共同で開発した。

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「フィエスタ・エコネティック」では低燃費タイヤのほか、アイドリングストップ機能や適切なシフト切り替えを指示するシステムなどが燃費改善に寄与している。

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