独自動車大手のダイムラーは11月29日、電気自動車(EV)を投入した大規模なカーシェアリングサービス(Car2go)をスタートさせた。傘下の超小型車ブランド、スマートの電気自動車を当初300台投入。2013年にはさらに200台増やし計500台をシュツットガルトや近郊に配備する。また、電力大手のEnBW は2013年末までに500カ所に充電ポイントを整備する計画。
\ダイムラーのディーター・ツェッチェ社長によると、ダイムラーは現在、欧州と北米の16都市でカーシェアリングサービス「Car2go」を実施している。同サービスに6,000台以上の車両を投入しており、利用者は25万人を超えるという。また、若年層では特に自家用車は必要ないと考える人が増えているため、カーシェアリング事業は同社の新車販売と競合しないとの考えも示した。
\今回のプロジェクトには、シュツットガルトのあるバーデン・ビュルテンベルク州政府やシュツットガルト市が支援している。
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