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2012/12/21

総合 – 自動車産業ニュース

11月のEU新車販売10%減、14カ月連続で低迷

この記事の要約

欧州自動車工業会(ACEA)が14日発表したEU(マルタを除く26カ国)の11月の新車販売(登録)台数は92万6,486台となり、前年同月から10.3%減少した。英国を除く主要市場で落ち込んだ。販売低迷は14カ月連続。1 […]

欧州自動車工業会(ACEA)が14日発表したEU(マルタを除く26カ国)の11月の新車販売(登録)台数は92万6,486台となり、前年同月から10.3%減少した。英国を除く主要市場で落ち込んだ。販売低迷は14カ月連続。1-11月の累計では前年同期比7.6%減の1,125万5,094台となった。(表参照)

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主要市場では、英国が11.3%増となったが、ドイツが3.5%減とマイナスに転落。フランスが19.2%、イタリアが20.1%、スペインが20.3%の幅で落ち込んだ。債務危機の震源地であるギリシャは47.2%減だった。

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欧米の主要メーカーでは高級車メーカーが健闘。独BMWは0.1%増と小幅ながら伸びを記録した。ダイムラーも全体ではマイナスとなったものの、メルセデスは1.2%増だった。

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日本勢は3.8%増となったマツダを除いて低迷。最大手のトヨタは10.8%減だった。

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