独自動車部品大手のコンティネンタルは自動運転システムの開発に注力している。2025年までに実用化することを目指しており、開発した技術を段階的に市場に投入していく計画を示している。
\2016年には高速道路における時速30キロメートル以下の低速走行での発進・停止の自動化運転システムを量産化できる見通しという。2020年には高速度でも運転の大部分を自動化できると見込んでいる。自動運転技術は航空機ではすでに実用化されており、自動車でも自動運転システムの導入により安全性が大幅に向上すると予想している。
\コンティネンタルでは現在、1,250人を超える専門家が、例えば車間距離制御装置やブレーキ支援システムなど自動化運転に関連する技術の開発に取り組んでいるという。また、安全システムの需要拡大を受けて同社のシャーシ・アンド・セーフティー部門では、2012年4月に新たな事業分野「アドバンスド・ドライバー・アシスタンス・システムズ」を開設した。
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