英自動車工業会(SMMT)が7日発表した同国の2012年通期の乗用車新車登録は204万4,609台となり、前年に比べ5.3%増加した。2008年(リーマンショック)以降では最も多かったものの、2007年と比べると依然として14.9%(約36万台)少ない水準にある。
\2012年の登録台数を顧客別に見ると、個人が12.9%増(10万6,346台増)となり全体をけん引した。SMMTでは個人向け販売の好調について、通常の買い替え需要や割引・インセンティブのほか、中古車から新車の購入にシフトしたドライバーが増えたことが販売増につながったと分析している。
\セグメント別では、ミニ(現代自「i10」など)が54.2%増、スーパーミニ(フォード「フィエスタ」など)は5.6%増、デュアルパーパス(ホンダ「CR-V」など)も21.1%増と大きく伸びた。
\燃料別に見ると、ディーゼル車は全体の50.8%で前年並み(2011年:50.6%)、代替燃料車は0.1パーセントポイント増の1.4%に拡大した。
\モデル別ではフォード「フィエスタ」が10万9,265台で最も多かった。
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