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2013/1/18

企業情報 - 自動車メーカー

VW、メキシコのエンジン工場を稼働

この記事の要約

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は15日、メキシコのグアナファト州シラオ市に建設していた新エンジン工場を稼働させた。同工場では燃費効率の良い新世代のTSIエンジンを生産し、メキシコのプエブラ工場や米国のチャタヌー […]

独自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)は15日、メキシコのグアナファト州シラオ市に建設していた新エンジン工場を稼働させた。同工場では燃費効率の良い新世代のTSIエンジンを生産し、メキシコのプエブラ工場や米国のチャタヌーガ工場に供給する。新工場の投資規模は5億5,000万米ドル、生産能力は年33万基。従業員数は中期的に700人以上になる見通し。

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VWは新工場の建設により北米事業をさらに強化する。VWグループは今後3年間で北米事業に50億米ドル以上を投資する計画を明らかにしている。また、同グループの成長戦略では米国における販売規模を2018年から年100万台以上に引き上げることも計画している。

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VWはプエブラ工場で「ジェッタ」「ゴルフ・ヴァリアント」「ビートル」および「ビートル・カブリオレ」を生産している。2012年は計60万4,000台を生産した。米国のチャタヌーガ工場ではアメリカ市場向けに開発した「パサート」を生産している。2012年の生産台数は約15万台だった。

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メキシコではこのほか、VWグループのMANがケレタロに商用車工場を持つほか、アウディはサン・ホセ・チアパスに建設する新工場で2016年から生産を開始する予定。

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