スズキのハンガリー子会社マジャールスズキは9日、ブダペスト近郊にあるエステルゴム工場で同日から2交代制の通常操業に復帰した。同社の広報担当者が、ハンガリー通信（MTI）に明らかにした。同工場は需要低迷を受け、昨年11月と12月に1交代制に生産を縮小していた。
\マジャールスズキは2012年に15万5,000台を生産した。今年は下期にミディアムカテゴリーの新型車の生産がスタートし、生産台数は18万台に拡大する予定だ。
\マジャールスズキは昨年、ハンガリー政府との間で戦略的パートナーシップ協定を締結した。竹内寿志社長は協定の調印式で、新型車の生産に伴う投資額が2億ユーロとなることを明らかにした。
\エステルゴム工場は1991年に操業を開始した。現在の従業員数は3,100人。スズキは同工場に13億ユーロを投資している。
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