米自動車部品大手のイートン・コーポレーションは、独ラシュタットにある欧州研究開発センターにスーパーチャージャー・コンプレッサー試験設備（テストベンチ）を初めて導入した。欧州顧客向けのサービスを拡充するのが狙いで、スーパーチャージャーのパフォーマンス（出力、トルクなど）テストのほか、エンジンマッピング、NVH（騒音・振動・乗り心地）の測定・性能評価などができる。
\イートンはコンプレッサーの開発に向け関連試験設備の拡充を進めており、今回のスーパーチャージャー試験設備もその一環。同社は今後数カ月をかけて、他の試験装置やプロトタイプ製造設備など設置する予定という。これらの試験設備は自社製品の開発だけでなく、顧客企業の製品の試験サービスにも使われる。また、欧州で販売されているすべてのコンプレッサーをテストできるという。
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