ドイツ連邦経済技術省(BMWi)は1月1日から、工業用資源や原料の安定した調達を目的とした新たな支援プログラムをスタートした。ドイツ国内および国外で実施する原料の探査プロジェクトを対象とするもので、期間は差し当たり3年とする。予算は1年目の2013年は750万ユーロ、14年と15年はそれぞれ1,000万ユーロとなっている。特に、アンチモン、ベリリウム、コバルト、蛍石、ガリウム、ゲルマニウム、グラファイト、インジウム、マグネシウムなど、輸入に強く依存している工業用資源の安定調達を目指している。今回のプロジェクトはドイツに拠点があり、資源探査技術を持つ企業などが対象となる。
\