VW

独自動車大手のフォルクスワーゲン（VW） が昨年10月に受注を開始した7代目「ゴルフ」の販売が振るわないもようだ。独デュースブルク・エッセン大学自動車リサーチセンター（CAR）の調べによると、6代目および7代目「ゴルフ」のハッチバックの昨年11月と12月の販売は計1万6,537台にとどまり、同センターが統計を取り始めた1995年以降では最も低い水準になったという。そのうち、ディーラーやメーカーによる登録車やレンタカーを除いた個人および法人向けの販売は6,119台と全体の4割にも達していないとしている。独業界紙『オートモビルボッヘ』によると、VWはこのような調査結果に対し、7代目「ゴルフ」のハッチバックは「GTI」「GTD」「ブルーモーション」などのバージョンがまだ全て出揃っていないほか、11月10日から販売を開始したため、11月は営業日が3分の1少なかった、と説明し、前年実績との比較は適切でないと指摘している。VWは3月のジュネーブモーターショーで7代目「ゴルフ」のステーションワゴンを発表する予定。