自動車大手の仏PSAプジョー・シトロエンと米ゼネラル・モーターズ(GM)は1月24日、共同開発プロジェクトの詳細を明らかにした。
\両社は昨年12月に小型車を共同開発すると発表。CセグメントではGMの欧州子会社オペルの多目的車(MPV)とPSAのプジョーブランドのクロスオーバーを、Bセグメントでは両ブランドのMPVを開発する。また、オペルとPSAの次世代Bセグメント環境対応車に使用する車台も共同開発する。
\GMのガースキー副会長とPSAのバラン会長は今回、共同プロジェクトのより詳しい内容を発表した。これによると、PSAが開発したプラットフォームを、オペルのCセグメントMPVとプジョーのCセグメントクロスオーバーで共有する。このプラットフォームは両ブランドのBセグメントMPVにも採用され、このBセグメントMPVの開発は、GMが主導するという。
\両社はこのほか、部品などの共同調達を進めるために、専門の子会社を2013年にも設立することや、次世代の小型高性能ガソリンエンジンの開発でも提携を強化するとともに、中南米その他の成長市場での事業拡大に向けた取り組みを進めていくことでも合意している。
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