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2013/2/15

総合 – 自動車産業ニュース

スコットランド、260万ポンド投じEV充電インフラ整備

この記事の要約

英スコットランド政府は6日、電気自動車(EV)の普及を促進するため、大規模な充電インフラ整備構想を発表した。260万ポンドを投じて道路や公共施設への充電スタンド設置を加速するほか、一般家庭が充電設備を設置する場合には費用 […]

英スコットランド政府は6日、電気自動車(EV)の普及を促進するため、大規模な充電インフラ整備構想を発表した。260万ポンドを投じて道路や公共施設への充電スタンド設置を加速するほか、一般家庭が充電設備を設置する場合には費用を全額負担する。道路交通の脱炭素化を2050年までに実現することを目指す。

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ブラウン環境・気候変動担当大臣によると、全国の幹線道路に50マイル毎に充電スタンドを設置。公共施設の駐車場、フェリーターミナル、レジャー施設への設置も進める。充電設備を導入する企業には補助金を交付する。家庭向け充電設備の設置は電力大手スコティッシュ・アンド・サザン・エナジー(SSE)が担当する。ブラウン大臣は、「スコットランドはペニシリンやテレビなど、世界を変えるイノベーションで先頭に立ってきた。EVの普及でも他国をリードできる存在になりたい」と語った。

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スコットランド政府は過去2年間にEVの調達と充電インフラ整備に800万ポンド以上を投じており、政府機関では270台の超低炭素車を購入している。

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