トヨタ自動車と仏自動車大手のPSAプジョー・シトロエンは商用車の生産で協力する。シトロエン「ジャンパー」をベースにしたトヨタ車「プロエース(ProAce)」を今年半ばに発売する予定。トヨタのドイツ現地法人(トヨタ・ドイッチェラント)の保田俊朗社長が独日刊紙『ウェルト』(13日付け)に明らかにした。
\保田社長によると、「プロエース」はシトロエンの工場で生産する。また、2016年には共同開発した後継モデルを発売する計画という。両社は現在、チェコの合弁工場で小型車を共同生産している。
\同社長はこのほか今年の販売目標について、ドイツでは8万5,000台、欧州では85万台を目指すと明らかにした。ドイツ陸運局(KBA)の新車登録統計によると、同社の2012年通期のドイツ販売は8万3,834台(レクサスを含む)で市場シェアは2.7%だった。
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