仏PSAプジョー・シトロエン・グループ(PSA)は7日、2012年下期(7-12月)に41億3,000万ユーロの減損処理を実施したことを明らかにした。会計に関する新たなガイドラインが導入されたことに加え、欧州自動車市場の見通しが悪化したためと説明している。
\自動車部門の資産に関連する減損費用30億9,000ユーロと繰延税金資産の評価損8億7,900万ユーロのほか、特定資産や有償契約に絡みで2億4,300万ユーロの費用を計上した。
\PSAは一連の処理が通期決算の純損益に影響を及ぼすとしながらも、債務支払いや流動性に問題は生じず、グループのフリーキャッシュフロー目標にも影響はないとしている。
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