米ゼネラルモーターズ(GM)の独子会社であるオペルはこのほど、ハンガリーのセントゴットハルド工場に1億3,000万ユーロを投資してエンジンの生産能力を増強する計画を発表した。これにより、生産面積は1,600平方メートル拡大し、生産能力は10万基増えて年60万基となる。
\オペルは昨年9月、セントゴットハルド工場に建設していたエンジン工場を開設したばかり。同社は2016年までに新モデルを23機種、13種類の新型エンジンを市場投入する計画で、ハンガリー工場では、新型エンジンの大半を生産することになっている。
\新工場では、小型および中型のガソリンエンジンおよび中型のディーゼルエンジンを生産する。全てのエンジンが燃料直噴システムを装備し、欧州連合(EU)の排ガス規制「ユーロ6」の基準を満たすという。
\同工場では先頃、新世代の4気筒・燃料直噴ガソリンエンジン「1.6 SIDI Turbo ECOTEC」(SIDI=スパーク・イグニッション・ダイレクト・インジェクション)の生産を開始した。2月末には1.6リットルのディーゼルエンジンの生産も開始する。
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