独自動車部品メーカーのSHWが12日発表した2012年通期決算(速報値)の最終利益は4,600万ユーロとなり、前年の2.7倍に拡大した。マグナとの合弁会社STTテクノロジーズの持ち分売却による特別益が貢献した。売上高は2.5%増の3億2,500万ユーロ、本業のもうけを示す営業利益(EBITDAベース)も9.4%増の3,200万ユーロに拡大した。
\部門別にみると、ポンプ・エンジン部品部門の売上高は2億3,800万ユーロ(5.7%増)。主力の乗用車向け部品は10.2%増の1億8,200万ユーロに拡大した一方、トラック・オフハイウェイ車両用部品は商用車市場の冷え込みが打撃となり、13.6%減の2,700万ユーロに落ち込んだ。これによりEBITDAは10.8%減の2,600万ユーロとなった。
\ディスクブレーキ部門の売上高は5.2%減の870万ユーロに縮小したものの、EBITDAではほぼ2倍の700万ユーロを確保した。
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