独自動車部品大手のコンティネンタルは7日、米国のシカゴモーターショー(一般公開:2月9~18日)で、車内に設置したLED照明のラインにより、ドライバーの注意を促し事故を防止するシステム「ドライバー・フォーカス」を発表した。
\同システムは、ステアリング・コラムに設置した赤外線カメラによりドライバーの目や頭の動きを把握する。また、車線維持支援システムや車間距離制御装置、衝突警告システムなどの運転支援システムにより、走行状況を把握するとともに、事故の危険を回避する。
\事故の危険が発生した際に、ドライバーの視線がその方向から外れている場合には、LED照明により、目線が自然と正しい方向に動くよう誘導する仕組み。LED照明は危険度の高さに応じて白、黄、赤へと変化する。
\このLED照明システムは、コンティネンタルとダルムシュタット工科大学が共同で実施している研究プロジェクト「PRORETA 3」の一環として開発された。
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