BMW、「ナイトビジョン」に動物を認識する新機能

独高級車大手のBMWは3月に開催されるジュネーブモーターショーに動物を認識する機能が加わった夜間運転支援システム「ナイトビジョン」を出展する。同システムは今夏から市場投入する予定。

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新システムでは、赤外線サーモグラフィーカメラの性能を向上させており、約100m離れた距離から物体の温度を検知し、人間か動物であるかを認識できる。動物であると認識するとリアルタイムでビデオ画像をディスプレーに表示するほか、インスツルメントパネルやヘッドアップディスプレーに鹿のシンボルマークを表示、動物の動きに合わせてマークが動く仕組みとなっている。

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また、BMWダイナミック・ライトスポット機能により、動物のいる場所をスポットライトで照射し、ドライバーに注意を促す。

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動物がいるにもかかわらずドライバーが適切な反応を示さなかった場合は、警告音で注意を促すほか、ブレーキアシストシステムにより、すぐに急ブレーキがかかるような状態にスタンバイする。

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