独電線大手のレオニは2月27日、韓国の釜山にある子会社が同国の双龍自動車から新規受注を獲得したと発表した。双龍が2015年に発売予定のコンパクトSUVモデル向けに様々なタイプのケーブルハーネスを開発・生産・供給する。レオニは今回のプロジェクトを通して総額で約7,500万ユーロの売り上げを確保できると見込んでいる。
\双龍は2012年のジュネーブモーターショーで同モデルのコンセプトカーを出展していた。量産車は韓国のほか、欧州など国外でも販売する予定。
\レオニは2012年はじめ、資本参加していた韓国のワイヤーハーネスメーカーDaekyeungを完全子会社にした。当初は事業統合や再編などの費用がかかったほか、事業も低調であったため2012年決算では赤字を計上したが、今年は収支トントンを確保できると見込んでいる。
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