アウディはレーススポーツ仕様のRSモデルやSUVモデルを増やしていく方針だ。アウディのヴォルフガング・デュアハイマー取締役(技術開発担当)が開催中のジュネーブモーターショーで明らかにしたもので、次期「TT」の軽量化モデルを市場投入する計画もあるとした。6日付けの英業界誌『オートカー』(電子版)が報じた。
\アウディはジュネーブモーターショーに、同社のSUVでは初のRSモデルとなる「RSQ3」を出展した。『オートカー』誌によると、デュアハイマー取締役はスポーツ仕様モデルの拡充について、「純粋に環境技術を求める人もいれば、『RS7』や『Q7』のようにパワーのあるモデルを求める人もいる」と述べ、「RSQ3」は顧客のニーズに対応した措置であり、RSに対する需要は増えている、と説明した。ただし、RSのディーゼル車は現在のところ計画していないと付け加えた。
\同取締役によると、次期「TT」の軽量仕様車はほぼ決定に近い状況まで議論が進んでいるという。重量を1,000kgに抑えることを目標としており、極めて刺激的でスポーティなモデルとなる、と示唆した。
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