独電線大手のレオニは20日の決算報告会で、2013年は減収減益になるとの予想を示した。売り上げが縮小するほか、配線系統で新たに生産を開始するプロジェクトが16件あり、投資が増えることを理由とした。
\2012年通期の売上高は前年の過去最高を2.9%上回る38億900万ユーロに拡大した。2012年初めに完全子会社とした韓国の合弁会社Daelyeungが連結決算に組み込まれたことが増収の主因。地域別では、中国、ロシア、米国が好調だった。
\子会社Leoni Studer Hardの売却利益があったものの、営業利益(EBIT)は2億3,580万ユーロと前年(2億3,710万ユーロ)をやや下回った。最終利益は前年から横ばいの1億5,600万ユーロだった。
\2013年は1億9,000万ユーロの投資を計画している。売上高は約37億ユーロ、EBITも約1億7,000万ユーロと前年を下回ると見込んでいる。ただ、2014年には大幅な増収増益に転じるとし、2016年の売上高で約50億ユーロを確保できる見通しを示している。
\独経済紙『ハンデルスブラット』によると、同社は今後、東欧地域の生産を強化していく方針。北アフリカではチュニジアやエジプトに工場を持つが、政治が不安定であるなど事業リスクが高いことを踏まえた措置であるという。
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