独自動車部品大手のボッシュは20日、中国の南京に建設していたアフターマーケット用部品の新工場を稼働した。点火プラグ、ブレーキパッド、修理工場向けの診断装置などを生産する。投資は約1億2,000ユーロで、研究開発センターも併設した。
\同工場の製品は主にアジア・太平洋地域の顧客に供給する。中国を中心にアジア・太平洋地域では市場成長が見込まれており、新工場の建設により生産能力を拡大した。また、研究開発センターの建設により、市場の変化により迅速に対応できる体制を整えた。
\新工場の生産能力は、2015年に最終工事が完了すると、点火プラグが年約1億2,500万個、ブレーキパッドは年8,000万個、修理工場向けの診断装置は約2万5,000ユニットとなる。従業員数は現在、約2,000人。2015年までに約3,500人に増える予定。研究開発センターでは、100人を超えるエンジニアが勤務する予定となっている。
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