スウェーデンのベアリング大手SKFは14日、金属ロッド事業を航空宇宙製品向けの金属部品を手がける米国のプレシジョン・キャストパーツに4,000万ユーロで売却することで合意したと発表した。
\金属ロッド事業は仏ローヌ地方のサン=ヴァリエ・シュル・ローヌと米ワシントン州モンローに工場を構え、2012年の売上高は4,600万ユーロだった。SKFエアロスペースのルムニエ取締役は、「航空宇宙部門ではベアリングとシーリングというコアコンビタンスにおけるリーダーシップを強化する戦略をとっている。金属ロッド事業をプレシジョン・キャストパーツに売却することはこの戦略を後押しするものだ。同社は複雑な航空宇宙製品向けコンポーネントに注力しており、我々の金属ロッド事業とマッチする」と説明している。
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