米自動車部品大手のTRWオートモーティブはドイツのアシャッフェンブルクにある拠点で電子クラクションシステム(EHS)を開発した。従来のようにクラクションを押す必要がなく、表面に触れるとセンサーで容量変化を分析しクラクションが鳴る仕組み。従来の製品に比べ部品点数が少なくなるほか、ドライバー用エアバッグをハンドルに固定できるようになりデザインが改善できるなどの利点がある。
\EHSの主要部品は、エアバッグカバー、センサー、容量分析装置で、スプリングやねじ、銀接点(シルバーコンタクト)のような部品を減らすことができる。
\また、ドライバーが意図しない時に誤ってクラクションが鳴らないように、機械的および電子的な措置を採用しているという。TRWではEHSを2014年に量産化できると見込んでいる。
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