独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンはこのほど、ゴムと樹脂を組み合わせた軽量のエンジンマウントを開発した。ゴムと金属を組み合わせた従来製品に比べ重量を25%軽くした。
\エンジンマウントは駆動装置の振動や騒音を緩和する機能を持つ。自動車業界で軽量化への関心が高まる中、ZFは、従来製品でアルミニウム材を使用していた部分をガラス繊維強化ポリアミド樹脂に替え、重量を25%削減することに成功した。腐食の問題も解決されたほか、100%リサイクルできるとしている。
\同社のエンジンマウントは、ルノー・日産アライアンスの小型車やコンパクトカー、電気自動車などに採用されているという。
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