電気自動車用リチウムイオン電池の生産コストを低減するため、電池のセル生産を自動化する研究に取り組むプロジェクト「Protrak」がドイツで実施されている。ドイツ連邦経済技術省(BMWi)が支援しており、自動化装置メーカーのJonas & Redmann Groupがコンソーシアムを主導している。同プロジェクトでは、ハンドリンク、切断、包装などから試験工程までの総合的な生産プロセスの連携を研究対象とし、コスト削減やエネルギー効率の改善のほか、生産時間の短縮にも取り組む。同プロジェクトには、エンジニアリング会社のCelonoやフラウンホーファー研究所などが参加している。
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