ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が8日発表した2013年3月の国内新車販売台数(乗用車・小型商用車)は24万4,030台となり、前年同月に比べ4%減少した。1月は5%増、2月は2%増と小幅ながらも前年を上回っていたが、3月は減少に転じ、1~3月の累計は前年並みの61万6,770台となった(2012年1~2月:61万5,017台)。
\3月の新車販売をメーカー・ブランド別に見ると、国内自動車最大手アフトワズのラーダは4万480台と2位以下を大きく引き離しているものの、前年同月比では7%減少した。2位のルノーは16%増の1万7,990台。3位の起亜も10%増の1万6,571台と好調だった。4位の現代は2%減の1万5,919台、5位のトヨタは1%増の1万4,136台だった。
\AEB自動車製造業者委員会(AMC)のシュライバー会長は、今年は並はずれて冬が長かったことが販売低迷の一因となった可能性がある、と指摘。温かくなる第2四半期から販売が上向くことに期待感を示した。
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