独高級車メーカーBMWのリース子会社アルファベット（Alphabet）は9日、法人向けに電気自動車のリースサービス「AlpaElectric」を開始すると発表した。純粋な電気自動車（EV）だけでなく、レンジエクステンダー付EVやプラグインハイブリッド車も対象とし、車両リースのほか、充電や保守・修理、保険など総合的なサービスを提供する。
\アルファベットは同サービスの開始に先駆けて、独機械・設備大手フォイトのサービス部門フォイト・インダストリアル・サービシズの協力を得て、昨年末から電気自動車3台を使ったパイロットプロジェクトを実施してきた。実際に電気自動車を利用した従業員からは実用性や運転性能を評価する好結果を得られたという。
\新サービスでは、専門家が社用車の利用状況を分析し、EV、レンジエクステンダー付EV、プラグインハイブリッド車のいずれが適しているかを分析し、充電器についてもアドバイスする。また、自動車大手や電力大手が共同で設立した合弁会社Hubjectと協力し、5月から運営会社に関係なく公共の充電インフラを利用できるようにする。
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